長滝白山神社・長瀧寺

歴史ある寺院(長滝白山神社・長瀧寺|国の重要文化財) 長滝白山神社は養老年間に泰澄大師が創建して以来、白山信仰の中心地となり特に天長5年(西暦828年)天台宗を継いでからは、一万三千石の寺領を持ったほど栄えたと伝えられています。白山の南面にある長滝の地が東海に広がる白山信仰の拠点として整備されその参詣の道は美濃禅定道として「上り千人、下り千人」と呼ばれるほどの繁栄を極めました。
度重なる火災によりかつてほどの広さは残っていませんが、現在でも本殿・拝殿・講堂等が残り往時の隆盛を今に伝えています。境内には鎌倉時代の作と言われる石灯籠、宝物殿には多数の文化財があり、これらは国の重要文化財に指定されています。
・長瀧寺大講堂 もとは「白山中宮長瀧寺(はくさんちゅうぐうながたきでら)」と呼ばれていましたが、明治の神仏分離令により現在の長滝白山神社と白山長瀧寺に分かれました。 白山開山から1300年の時を超えて万物の生命を再生するという「よみがえり」の信仰が今日も生きている神社です。 そんな見どころのある風景を楽しんで頂ければ幸いです。

Information
 住所:岐阜県郡上市白鳥町長滝91
 
 
 
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